Ubiquitous Computing Systems LaboratoryNara Institute of Science and Technology, Japan.
「私たちの住む世界を、もっとスマートに」
ユビキタスコンピューティングシステム研究室では、センサ・デバイス・ネットワークが連携し、センサから取り込まれる実世界データを処理・集約・解析することで、高度なサービスを効率良くユーザに提供するシステム(ユビキタスコンピューティングシステム)の実現に向けた研究に取り組んでいます。
私たちの住む世界を超スマートにする「Society 5.0」の実現を目指し、そのキー技術となるサイバーフィジカルシステム(CPS)を3つの重点対象領域(ホーム・ライフ・シティ)に普及させるための研究を推進しています。
- 「スマートホーム」では、学内に設置した住環境の中でセンサや機械学習を駆使した行動認識・予測や知的家電制御の研究を行っています。
- 「スマートライフ」では、スマホアプリやウェアラブル機器を使って、日々の生活やスポーツにおける心身の健康度合いの計測・増進を行う研究に取り組んでいます。
- 「スマートシティ」では、エッジ型IoT分散処理プラットフォーム、ゲーミフィケーションも使った効率良い参加型情報収集、収集した情報を取捨選択して価値をもたせるキュレーション等の研究を行っています。
いずれの研究も、センサやIoTを用いた「実世界からの情報収集」、機械学習やAI技術を活用した「情報の分析」、そして、アプリやサービスといった「分析結果の応用」の3技術領域を跨って、ハードの開発からソフトの実装を含んだシステムとして動作させることを重視しています。